北野異人館の特徴やパルプンテ神戸の推しを紹介
かなり偏見のある記事になっていますが、どちらの異人館を見学するのか悩んでいる方には参考になるかと思います。
『北野外国人倶楽部』休業中
『坂の上の異人館』休業中
『神戸トリックアート不思議な領事館』
初めて北野異人館を訪れる方へ
異人館巡りが不評になる2つの原因をご存じですか?
⒈ パスポートを買っても全館見れません。
北野異人館は料金を支払うと敷地内に入ることができ、館内を見学することができます。
異人館巡りプレミアムパスというフリーパスポートもあります。
一見そのパスポートを持っていると全ての異人館を見学できると思うかもしれませんが、そうはいきません。
北野異人館はいくつかのグループが存在します。
パスポートを買っても対象グループの異人館でしか適用されません。
他グループの宣伝なんてしないので、後から知ることがほとんどです。
パスポートを持っていれば全館見て回ることができると思っていたのに残念。
ここでも、あそこでも追加料金を払わないといけません。
商売気質が強く感じられ嫌気がさしてくるかもしれません。
北野異人館にはがっかりしたという意見が多い理由はここにあります。
⒉ 館内の展示品は見飽きてくる。
北野異人館が不評になる原因はもう1つあります。
ほとんどの異人館では豪華な調度品・家具が展示されていますが、同じようなものを何度も見ると飽きてきます。
パスポートを購入しても見飽きたものの為に時間や体力を消耗するのは辛いです。
なおさら雨が降っていたり、暑い日だと
「もう、戻ろうか」
と思ってもおかしくありません。
神戸は坂が多いです。
東西は平らですが
南から北は常に上り坂が続いています。
南北に歩いていても道が平らだったり下り坂だと後で急激な坂が待ち受けているのがオチです。
そして、
北野の町は山の麓なので特に激坂が多くなります。
無駄に激坂を歩くことほど疲れることはなく、誰だってわざわざ神戸に来てまで辛い思いをしたくありません。
このような経験をした方に神戸はやっぱりオワコンだと言われても仕方ないのは分かります。
しかし、
⒈パスポートの対象範囲が明確ではない
⒉館内は似ているので飽きる
この2つの対策ができれば
異人館巡りも楽しみ、感動、思い出が作れるはずです。
1,パスポートの対象範囲が明確ではない
↓
グループごとにパスポートが違うことを認識できていれば問題ありません。
この記事を読まれている方はもう大丈夫です。
2,館内は似ているので飽きる。
↓
異人館はそれぞれ特徴があります。
前知識を得て、館内ではどのようなテーマで何が展示されているのかを把握して厳選されるのが良策かなと思います。
自分好みの異人館だけを巡ることができます。
パスポートを買った人は北野異人館巡りの評価が悪くなり、期待せずに散策程度で訪れた人ほど評価が高くなる傾向があります。
満足度を上げるには全館見て回る必要は無く、自分好みのスポットを厳選することが重要になってきます。
北野異人館とは
1868年、今から153年前に神戸港は開港されました。
その時に数か国との条約で居留置と雑居地を設けることが義務付けられていたので、多くの外国人が神戸で暮らすようになり世界各地から、それぞれの国の文化を取り入れた邸宅が建てられるようになりました。
神戸の山手にある外国人の邸宅が北野異人館です。
全国で最も異人館が現存している地域となります。
神戸北野の町を歩いていると、あちこちに異人館が見られます。
散策をするだけでも異国情緒を感じることができ北野の魅力を肌で感じることができます。
戦争や阪神・淡路大震災、老朽化で建物が破損しても復旧、整備され今もこうして神戸らしい異国情緒溢れる町を維持できているのは地元住民や自治体など多くの人の守り続けようとする意思が強いからです。
そのような人たちの思いを胸の片隅において異人館巡りをされると、より北野異人館街の醍醐味を味わえるかもしれません。
最後に
とある事をきっかけに、神戸に遊びに来て嫌な思いをしてもらいたくないと思うようになりこのテーマを構築していくことにしましたがリサーチしていくにしたがって、その思いが更に強くなってきました。
北野異人館をどのように評価をするのかは本人次第ですが少しでも北野異人館巡りを楽しんで下されば幸いです。