湊川神社
主祭神
楠木正成公(楠公さん)
ご利益
開運招福、厄除、家内安全、交通安全、夫婦良縁、情報業・流通業繁栄、学業成就、商売繁盛
目次
湊川神社
湊川神社は1872年(明治5)明治天皇によって創建されました。
本殿は三座に分かれています。
中央には主神の楠木正成公、
右側には正成公夫人、
左側には息子の正行公と正成公御弟の正季卿以下御一族十六柱並びに菊池武吉卿が祀られています。
現在の社殿は、昭和20年の神戸大空襲で焼失後、昭和27年に復興新築されたものです。
鉄筋コンクリート造で建てられており、戦後の新しい神社建築様式としての代表的な建物です。
この社殿は阪神淡路大震災でも被害がなかった頑丈な建物に生まれ変わっています。
また、鳥居はステンレス製の耐震構造となっています。
ハイテク仕様ですね。
境内には、楠公にゆかりのあるものを納めた宝物殿、
兵庫県内の神社の事務を管轄する兵庫県神社庁があります。
その他にも稲荷神社と天満神社が鎮座しています。
初詣の参拝者動員数は全国的にみてもトップレベルで露店も200軒ほど出店しているらしいです。
ものすごい数ですよね。
行事がない時に訪れると広々としているのに祭りになると人がぎゅうぎゅう詰めになる訳です。
コロナ前の話ですけどね。
『感動』御祭神になった楠木正成公
パルプンテ神戸の見解も含まれています。
みんな苦しんでるやん
ワシがみんなの為に政権を取り戻すわ
楠木正成よ協力してくれ
僕も幕府の軍事政権には反対やってん
でも、この僕が生きている限り
天皇の運は絶対に開くと思っといてください
VS
足利尊氏軍 25000人
煮立った脂と
うんこ落としとけ
とりあえず勝ったら良いんよ
なんやかんやで
足利尊氏を追い込んで
幕府は滅亡
敵も味方もみんな同じ人間や
慰霊碑建てるわ
あっぱれやで~
全て天皇の徳によるものでございます
俺らは命がけで戦ったのに無理やり土地は取り上げられて、
公家ばっかり良い目してるやん、権威を取り戻す為とはいえ、
後醍醐天皇は好き勝手やってるからムカついてきたわ! プンプン‼
決戦の末
とりあえず追い詰めたけど、とどめは刺さんとくわ
楠木正成軍 700人
天皇の武士も足利尊氏側についてるわ
天皇も自分の徳のなさを自覚してよ
でも、勝てる作戦があるねん
てか、この方法でしか無理やで
まあ、戦に勝てば良いよね~
いくら戦略でも戦ってもないのに比叡山に逃げてたら格好悪いやん
今まで戦に勝ってきたのは天皇のご運が味方してるからやで
とりあえず戦ってこいや
勝ち戦ではなく、
討ち死にせよとのご命令ですね
桜井の別れ
死ぬ覚悟はあるで、
一緒に戦おうや
頼むから帰ってくれ(涙)
帰ります。
足利軍に追い込まれ湊川神社殉節地
70名以上の仲間は自刃しました
同じ人間に生まれ
朝敵(天皇の敵)を滅ぼしたいよ
すぐさま生まれ変わって
この願いを遂げよう
兄弟はお互いに差し合いこの世を去りました
正成 享年43
足利尊氏は政権をとり室町幕府初代征夷大将軍となる
楠木正成公の『御殉節地』
湊川合戦の末、楠木正成公をはじめ73人の一族が殉節を遂げられました。
楠木正成公と弟の正季は、死に際に「七生滅賊」を誓い合い、お互いに刺し交えて生涯を閉じられました。
殉死の数は赤穂浪士が47人なのでこちらの方が26人も多いですね。
御殉節地は中に入れないように門扉が閉まっています。
中には伊藤博文ら四人が寄進した灯篭が並んでいるらしいですよ。
楠木正成公の『ご墓所』
徳川光圀こと水戸黄門様も感銘を受け御墓所を建立されました。
「嗚呼忠臣楠子之墓」の文字は徳川光圀公自筆によるもので、国の重要文化財史跡。
「楠木正成公御墓所」は、多くの志士たちが訪れました。
上田松蔭、高杉晋作、真木保臣、西郷隆盛、伊藤博文、坂本竜馬、・・・等々、この墓所に参詣されました。
パルプンテ神戸も訪れましたよ。
楠本稲荷神社
御祭神:倉稲魂命・猿田彦命・大宮女命
御利益 商売繁盛・五穀豊穣
本社・伏見稲荷大社には及びませんが、こちらの稲荷神社も朱色の鳥居が連なっています。
朱色の連なった鳥居はまるで異空間へのトンネルのようです。
トンネルを潜り抜けると左右に朱色の灯籠と狛きつねが出迎えてくれます。
そして、社殿の中に入ることができます。
社殿に入り上を向くといくつもの提灯が垂れ下がっていて、なんとも華やかな雰囲気を醸しだします。
まるで、違った世界に入り込んでしまったようなフワッとした気持ちにさせられます。
参拝時に少々混んでても社殿の中まで入り不思議な空間を味わうことをお勧めます。
本当にどこの稲荷神社も個々の魅力があり楽しませてくれます。
信仰者が多いのは納得です。
こちらの稲荷神社は楠木ではなく楠本です
湊川神社よりも前に建てられていました。
菊水天満神社 御祭神:菅原道真公
御利益 学業成就・合格祈願
総本宮は福岡県の太宰府天満宮です。
菅原道真公をお祀りしており「天神さま」とも呼ばれています。
学門の神様として有名ですね。
天満神社といえば「牛の像」。
菊水天満神社の境内にも牛の像があります。
「撫で牛」と呼ばれていて牛の像を撫でると、その箇所の病が治り、撫で牛の頭をさすると知恵を授かるといったご利益があります。
撫で牛にまたがって頭をスリスリしたくなりますね。
また、菅原道真はウシ年生まれで、牛を可愛がっていたそうです。
遺言通りに自分の亡骸を牛に乗せて、牛がとまった場所に遺体を埋めさせたそうです。その地が大宰府だったのです。
宝物殿は休館中です
令和2年4月8日 ~ 令和4年3月31日
楠公ゆかりの貴重な刀剣、書画、その他貴重な資料の数々を展示しています。
湊川神社
神戸市中央区多聞通3-1-1
9:00~17:00